美味しいもの
趣味がない。ヨシモトです。
趣味がないというのは由々しき事態ですね。自分が何のために生きているのかがわからなくなります。
でも先日、かつて野宿の教え子に言われました。
「ヨシモト先生って、多趣味ですよねー」
「は?こいつ煽ってんのか?」
って思ったんですよ。と同時に、自分の現状を見つめてみたわけですね。
好きな芸人、バナナマン。
バナナマンのコントは大体見たことあるし、バナナマンのラジオも7年くらい欠かさず聴いている。出演している番組も初回は必ず目を通す(番組としてつまらなければバナナマンが出演していようが切る)。
好きなバンド、クリープハイプ。
中1の頃から好きで、CDはシングルもアルバムも全部持っている。メジャーに出てからのアルバムは全部初回限定版。
この時点で、思ったんです。
「あれ、むしろ趣味がないと言うこと自体が、自分の好きなものに対して失礼なのでは?」と。
たしかに、趣味がある、って断言するのは気後れする……というか、叩かれそうで怖いですよね。「いや私の方が○○好きだし?!」みたいな。
でもそもそも、お前の好きの度合いなんて知らねーよ、と。好きには色んなかたちがあるし、ほっとけよ、と。そう思い出してから気持ちがすっと楽になりました。
好きなものを好きと言える、そしてそれを批判してくる人間がいたら問答無用でしばき倒せる世界になるといいですね。
ちなみに趣味は何?ときかれたら、美味しいものを食べること!ということにしています。可愛いでしょ。