浅野いにおの世界がある私の世界

 

 成人の日、みなさんはいかがお過ごしでしたか。起きたら16:00だった成人式当日を思い出し、思わず失笑。ヨシモトです。

 

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  池袋で開かれていた「浅野いにおの世界展」に行ってきました。『おやすみプンプン』や『虹ヶ原ホログラフ』など、リアルかつある意味厭世的に人間を描いた名作を数多く世に出してきた浅野いにおさん。

 

 数ある彼の作品で自分が1番好きなのは、『うみべの女の子』です。あれを超える漫画を見たことがない。

 「関係」のもろさ、感情の絶対性と流動性。諸刃の剣を握りしめるような痛々しさすら覚える心のふれあいは、どこか哀しく、しかし力強い。若さゆえの「安定した不安定」をあれほど描けるなんて、本当にバケモノだと思っています。今度、真剣にレビュー書いてみようかしら。

 

 浅野いにおさんの作品に初めて触れたのは、中学3年生の時だったように記憶しています。『おやすみプンプン』。衝撃でした、怖くて、気持ち悪くて、でも目が離せなくて。急いで連載に追いつきました。最終巻だけリアルタイムで買えたのかな、確か。

 世界における救いのなさを、バチコリ見せられた気がしました。「あぁ、そりゃそうだよな」って。赦されると思うなよ、って。だからラストはどう捉えようって感じなんですけどね、プンプン救われてね?みたいな。愛子ちゃんを失った先の、「受け入れてくれる人がいる」という事実をどう捉えるかって話。

 いややっぱ今度真剣にレビュー書こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はーーーーーーーーーーー買いたかったグッズ売り切れてたよちくしょう!!!!!!!!!!!