ZETTAI

 

 人の相談に乗ると、今まで見えてこなかったものが見えてきたりしますよね。どうもヨシモトです。

 

 人間の感情とは何なのでしょうか。行動におこして初めて感情は具現化されたものとして、目で確認できるわけで。そんな不確実なものに、人間は何年も何十年も何百年も踊らされてきたわけで。

 

  人間関係っていうものは「友人」だの「恋人」だの、はたまた「知り合い」だの、いわばカテゴリで語られる傾向にある中で、そのカテゴリ自体は主観でしかないですよね。つまりそれは、ある種の希望的観測、もしくは悲観的観測に基づいた不確実なもの。

 

 世の中にある確実なものって何なんでしょうね。

 科学だって、人間が「世界を説明できるように」作り上げたものであって、初めからそこに存在していたわけではありません。かつて科学の対抗馬であった魔術(これは私のイメージですが)が廃れたのは、世界を説明しきれなくなったからであり、科学だって世界を説明しきれなくなれば捨てられ、新たなものさし、メガネ、フィルターが現れて終わりです。(それが「宗教」であれば非常に面白いと思うのですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなことを考えている暇があるなら、夏季休業中の課題をやれ……?ウッアタマガ

 

 

バイト バイト バイト

 芋大学生のくせにザギンでイタリアンのバイトをしている私ですが、九月末にやめさせていただくことになりました。

 うちの店には、バイト用の交換ノートがあるのですが、そこに僕と同時期に入った人が「この店はベテランが新入りから仕事を奪い、新入りが全く育たない」といった趣旨の書き込みをしており、ソリ過ぎてソリになってしまいました。

もちろん、辞めさせていただく理由はこれだけではありません。6時間半労働で休憩が10分未満であること、銀座のディナータイムなのに時給が研修給から変わらず1000円ポッキリであること(もしかして:僕が無能なだけ)、いい時間帯を奪われてしまうため学業との両立が難しいこと……などなど。(店長に伝えた辞める理由は「学業との両立」ですが)

 

 これでは、「じゃあなんで始めたんだよ?」という感じですね。かつて、友人から「お前は引くほどバイト運がない」と言われたことがあります。私はここで働き始める前、塾講師をしていました。しかし授業が1コマ目と4コマ目のみ、など束縛時間に対する給料が必然的に少なくなってしまい、そのくせに時間外労働は多い……。いやはや、ファッキンジャップイエローモンキー!!!!と言いながら中指を立てたくなりますよね。

 そんな私が飲食のバイトを辞めて始めるのが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、塾講師です。

 

 頭おかしいんですかね? 懲りるということを知らないんですかね?

 本人いわく「どうせブラックなら金もらえるブラックがいい!!」とのことですよ。あーあ。

 ヨシモト少年に幸あれ。

君の名は。

 

 タイトルの下に書いてある、your name.がなかなかじわると噂の、新海誠監督最新作『君の名は。』を見てきました。

 

 ほんのりネタバレ含みます。

 

 ……いや、いいですね。よかったです。

 新海 誠監督、と聞いて、『秒速5センチメートル』が脳裏をマッハ3くらいのスピードでよぎるのは僕だけではないと思うのですが、今作には秒速5センチメートル的後味の悪さがありませんでした(秒速5センチメートル秒速5センチメートルで好きですし、むしろ人間の心の動きをきちんと捉えているのはあちらだと思うのですが)。なので、秒速5センチメートル神!ラブ!他はファ●ク!みたいな人にはお勧めできません。

 

 粗すぎる粗筋ですが、この映画は、糸守町の名家宮水家の長女三葉と、東京でバイトや淡い恋に追われる日々を過ごす少年瀧の、時間を超越した壮大な恋愛譚です。

 こうして文字にしてしまえば、非常に陳腐でありきたりなものになってしまいますが、一度は観てみるべきかと。RAD信者ではありませんが、RADWIMPSの楽曲も映画にマッチしていると思いましたし、何よりアニメ映画だからこそできたことが多かったように思えます。細やかな表現を濃縮できる「アニメ」という手法があってこそ、彗星の殺人的な美しさが実現されたのでしょうし、時間遡行の表現も然りです。

 ただ、三葉と瀧がお互いに惹かれ合うまでの過程はもう少し丁寧に描写してほしかったです……かね。あと瀧の家庭事情が描写されなかったのは、三葉の家庭の特異性を引き立てるためだったのでしょうか。

 また、今作において、結び、というフレーズがあらゆるものの象徴として用いられていました。時間、縁、記憶……三年の月日を超えて、三葉と瀧は「結び」つくのです。

 

  今まで戯言をつらつらと述べてきましたが、ここから戯言の戯言度合いが増します。ご容赦ご容赦〜〜〜

君の名は。』において、三葉と瀧は、時空を超えた魂と魂の接触をします。

 では果たして、魂は時空を超えられるのでしょうか? 物体は時空を超えられません。瞬間移動はヤードラット星人に教わるしかありませんし、時間を超えられるのは原田知世黒島結菜くらいのはずです。

 

 しかし、ある時人は時空を超えられます。それは「考える」時です。何かを考える時、私たちはいつか、何処かへと思いを馳せます。この時、私たちの意識は確かに、時間の一方通行に抗っているのです。

 では、「魂」と「意識」は同一の能力を持っているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 知らねえよ!!!!!!!

 

 

そんなことを考えさせられる映画『君の名は。』(your name.)、ぜひ皆さんも金曜ロードショーを待つことなくご覧になってください。

 

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140字という枷

 

140字という枷がもどかしくて。

 

どうも、140字制限という「枷」がもどかしくてブログを開設しました、ヨシモトという者です。

読書の感想であったり考え事であったりを、週に何度か文字化するくらいのことを、きっと飽きるまで続けます。

そうこうしている間に、ほら見て140字。いい夢を